日々これ口実 法村友井バレエ団「眠れる森の美女」

日々これ口実

法村友井バレエ団「眠れる森の美女」

フェスティバル・ホール

オーロラ姫 法村珠里
デジレ王子 アンドリアン・ファジェーエフ
リラの精 堤元麻起子
カラボス マシモ・アクリ
フロレスタン24世 井口雅之
王妃 宮本東代子

一昨年はマリインスキーで白鳥、去年は新国立で胡桃、そしてこの眠りで、チャイコフスキー満貫でロン! 最近のゲストダンサーでこの3作品をセットで(一年も開けてセットも何もないが・・・)日本で踊ったダンサーはあんまりいないんぢゃ〜ないでしょうか!と言う訳でありがたく拝見してきました

初めて見るバレエ団だったのですが、プロローグまでは会場の生徒さんらしき人の雰囲気のせいか、学校の発表会的な空気が流れてて微妙な気分でした。と言いつつも、後半につれ馴れてきましたが・・・(っていうか長いから子どもが寝た)
この空気に呑まれてはいけない・・・(一番ヒくのは子どものブラボーだが、ここは無かったからまだ大丈夫!)

ざっくりですが感想を〜
デジレ王子だけ長くなりそうなんで後回し

初めて拝見する法村珠里さん。美人さんだけどどこか庶民的で親しみのある雰囲気、テクニックも安定しているのでキトリなんかが似合いそうだな〜という印象でした。個人的好感度はかなり高かったけど、オーロラかって言われると・・・私の好みのオーロラとはちょいと違ったかな?

で、異様な存在感を放っていたマシモ・アクリのカラボス。新国立劇場では何度か拝見させていただいていましたが、毎度の事ながらその「しゃべる掌」は見事!老女の怪しさが手の動き一つで伝わってきます。とにかく観るものを飽きさせないエンターテイメントさが素晴らしい〜

・・・そして、これは私の個人的ツボ、ローズアダージョなどに登場する「4人の(関西の)王子」・・・表情のつけ方が面白くて、つい目がいってしまった!侮れない!

てなカンジで長かったけれど、見所満載で楽しみました!

さて、デジレ・ファジェーエフ王子
ご存知の通り登場は2幕目から。100万ルーブルの笑顔と共に白と薄い緑よりのカーキの衣装も良く似合う。本日の衣装は「かつら」無しバージョンなんで、しっかり表情も見えます!
悩めるジークフリートやお伽の国から抜け出た胡桃の王子とも違う、意外にも明るく若々しい印象のデジレ。同じ王子でもこの踊り分けが素晴らしい〜共通しているのは穏やかで癒し系ってことかしら〜(←もう、何でもいいんでしょ?という突っ込みは無しで〜)
オーロラの幻影に出会い、押さえきれない気持ちがマネージュで炸裂!でも癒し系
カラボスの手下共との殺陣も凛々しく・・・だったような気がするので凛々しかったと書いておこう!
眠っているオーロラに近づき口づけ、と一瞬ハっとなり自分の唇に手を当て駆け出してしまうファジェーエフ・・・違ったデジレ!観ているこっちがドキドキしちゃいましたよー!
最後の結婚式ではお待ちかねの白い衣装で登場!まさにプリンス・ブラン!(勿論、クリーム・ブランの方ではなく、バレエ・ブランのブランです!)本当にお似合いでございます。ファジェーエフの踊りはやっぱり上品なんですよね〜、しみじみ。
個人的チェックポイントとしては、赤頭巾ちゃんを狼が追いかけながらハケていく所を心配そうに眺めながら、つい助けにいこうとしてしまう仕草。
相変わらず終始キメの細かい演技が冴えるファジェーエフなのでした(今日のワンコ風)

と本日はこれまで〜
続く・・・なか・

※例によって踊りについて具体的に触れていませんが、多分「DANCE CUBE」さんあたりが丁寧に書いてくださることでしょう〜っつーことで他力本願


  1. 2008/06/16(月) 00:00:44|
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